なぜこの本を読もうと思ったか
- 本屋で物色していた時に、帯に書いてある「判断は私の仕事ではないので」という言葉に惹かれた
- これに近い発言をするメンバーが現チームにいる。リーダーの言葉次第で意識を変えることができるのか、本書を読んで学んでみたい。
本書を読んで得た学び
- 行動と思考という 2 つの活動のバランスが重要であること
- 本書では行動を赤ワーク、思考を青ワークとして表現している
- 青ワークにおいてはバリデーション (多様なアイディア、意見、視点) が味方となる。反対に赤ワークではバリデーションは敵となり、手順が明確・シンプルであることが良い。
- 青ワークと赤ワークは連続的に発生し、必要に応じて移行するための時間・中断の制御が肝要となる
- この考え方はアジャイル開発で実践しているものと同じ、と感じる。定められたタイムボックスの中で計画・行動を回し続けるということが必要で、どちらか一方に寄せて回し続けていても良い結果は得られない。
- リーダーとしてメンバーや他チームを巻き込むための具体的な言葉を学べた
実践したいこと・今後意識していきたいこと
- メンバーとのコミュニケーションで気をつけたいこと
- リーダー自身の発言の割合を下げる
- リーダーから先に意見、結論めいた言葉を発しない。最後に発言するくらいが良い。
- メンバーからの意見を引き出すよう意識する
- 意見を出してもらっている途中で議論を始めない
- 多様な発言を歓迎する
- リーダー自らファシリテートする機会を減らし、メンバーに委譲する
- 発言が少ない場であれば、リーダーが発言を促す言葉を発する
- 労いをかける時は、具体的な描写を心がける。その人がとった行動、結果に至るまでのプロセスを含める
- 知らないことは知らないと認める
- 先に相手を信頼する